2007年09月29日

猛禽修行初日−B

午後からの勢いは北海道で見ていた頃とは比べ物にならない。
サシバもハチクマも近く遠くとばらばら飛んでいく。

サシバ成鳥
サシバ成鳥。

やっぱりサシバはかっこいいなあ。
双眼鏡で成鳥、幼鳥をぱっと見分けられるくらいまでのレベルまでは達していないけど、
双眼スコープなら模様がはっきり見えて識別が楽しい。

ただ、雌雄は典型的なわかりやすい個体もいれば、
どっちつかずの個体も多く、この辺のバリエーションも深くて飽きない。

ツミ幼鳥
ツミ。

ハイタカ属はツミが多い。ツミもまだまだ経験を積みたい種。
もっとキワドイ個体を沢山見たいなあ。

タカ柱
サシバの柱。

2時を過ぎると数はかなりでるんだけどかなり遠い。
たまに近くまで来る個体もいるけど、半数以上が鉢盛方面。
こんな遠くの個体までカウントするなんて、
この調査を毎シーズンやってらっしゃる皆さんにはほんと頭が上がらない。

雲の上
どんどん高くまで…。

上昇していく〜と思ったら雲の中へ。
そしてまた出てきて流れていく。

渡りって不思議だな〜と単純な思いにふけりながら初日終了。
この日は公式の数字だと846羽の猛禽類が渡って行ったようです。

おまけに夕方ワシが遠くを飛んでくれた。
有料以外で初めての個体。

いやあ楽しかった〜。

夜の部もとても楽しく。散々いじられてもあまり気にならない。
疲れていたはずなのに楽しさに時間を忘れ、遅くまで飲んでましたとさ。
posted by きゅーた at 10:00| Comment(34) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

猛禽修行初日−A

機材の準備もすべてそろった所でいよいよ観察開始。

と、その前に調査なんだから見渡せる場所の地名を覚えないことには始まらない。
写真に名称が入ったものを見せてもらって場所を覚える。
覚えが悪いからすぐには頭に入らないけど、
とりあえず大勢の人と同じく「台形」は最初に覚えた。

そうこうしている間にどんどんとタカが飛ぶ。
昨年のこれからはサシバとハチクマのピーク。
今年も期待がかかる。

ハチクマ♂
ハチクマ♂

ハチクマがたまに近くを飛ぶ。
ココでの主な把握ポイントは、成鳥か幼鳥、雌雄、
そのうのふくらみ状況はどうか、など。

数は正規にカウントする人の邪魔にならないように口ずさまないこと!

サシバもたまに頭上を通過していく。
圧巻だ。もちろんハチクマもばらばらと飛ぶ。

ハチクマ
♀成鳥。

翼先が黒いのは幼鳥の特徴と書かれているが、
♀成鳥でも翼先が黒い個体が割といるのは、
しっかり観察している人の間ではもう周知のことだと思う。

ハチクマ
♀。

これなんか幼鳥と似ている個体だと思った。
虹彩、初列なんかで幼鳥ではないことは確かだけども個人的には面白い個体。

ハチクマ
♀成鳥。

このタイプはもしかして若いのか?と研究された時期もあったけど、
どうやらこの色あいと年齢にはあまり相関性がない様子。
さすが個体差が多い鳥!

ハチクマ黒
暗色型成鳥。

ほんとハチクマは奇抜な模様をした個体が多くて、それだけでもかなり魅力的。

初日もかなり激しい個体がいくつも見えた。
話によるとこれから夕方がもっと面白いらしい。

さあ次はどおなる!?
posted by きゅーた at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

猛禽修行初日。

心優しいS山さんが、木曽福島まで迎えに来てくださった。
前日の電話では、

「松本?それより木曽福島のほうが近いでそっちに迎えいったる」

と言ってたから、てっきり白樺峠は20分くらいか?
とか適当に思ってたら、なんと現着には1時間半もかかると…。
う〜ん、わざわざありがとうございます、としか言いようがない。

途中買出しなどして、車はぐにゃぐにゃの山道をぐんぐん登っていく。
本当に1時間半かけてようやく白樺峠に到着。
今日は晴れ。期待できそう!

空気が薄いから息がすぐ切れる。
重たい荷物を持ってがんばってあがる。

登って下ると調査地があった。

調査地
よろしくお願いします!

久野さんはこの前の西三河の例会以来、佐伯さん、他の皆さんとは広島のタカ渡り全国集会以来。

挨拶もそこそこに空を見上げる。さあ、飛んでくれよ〜。

いよいよ修行開始!双眼スコープを貸していただいて見始める。
あんなに涼しかったのに、日差しが厳しい。

こりゃあ暑いなあ。日焼けするぞ〜。
posted by きゅーた at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

出発前夜。

今年の夏は異様に早く本州へ戻ってきた。
数日の集中講義のためだったんだけど、終わってからは実質暇。
学校が始まるまでの数週間時間だけがある日が続いていた。

それなりに遊んではいたけども、
大事な場面で久しぶりの寝坊をして落ち込んだり、
あまりぱっとしない日が続いた。

そんな時鳥仲間からメール。「白樺峠に来い!」と…。
突然だなあと思いつつも特に何もないし、
魅力的な場所だったので迷わず「明日行きます!」
と即答して準備にかかる。

着替えや撮影道具などを詰め込んで、
ぶしゅ子にありったけのご飯をあげてたらもう深夜。
明日は早いな〜と思いながらとりあえず寝る。

あっという間に朝。
準備して普通に電車に乗った。目指せ長野!
千種で特急に乗り換えてあとは寝るだけ。

沢山飛ぶといいなあ〜。
posted by きゅーた at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

愚痴。

あまりマイナスの話題はブログには書きたくないんだけど、
最近親しい鳥仲間から聞いた話で信じがたいことがあった。

ツアーと言うのはもともと商売だから、
生計を成り立たせてなんぼという気持ちはわからなくもないけども、
だからと言って生き物相手の場合好きだからとかこの素晴らしさをわかってほしいというのがガイドとしてあるはずだと個人的に信じてきた。

でも世の中ひどい人もいるようで、固有種という本来最も考慮しなければいけない要因をもシカトして一晩にある鴫を二羽もひき殺して平気な顔をしてガイドをしていると言う人がいるらしい。

いくら金の為とは言え、そういうのはどうかと思う。
大体そういう風に自然を見てもらいたくない。

いくら地元人と言えどもそういう雑な感じはなんかいただけないと思う。
それでもそういう不の要因すら受け入れて見れさえすればいいという風に思っている人がいるからそのガイドが生計を立てていけているのもまた悲しいこと。

俺が書いたところでどうにかなるわけではないんだけども、ココを見てくれてる人一人にでもわかってもらえればなあと言うことで書きました。

ガイドだって仕事がなくなればきついはず。
だからなおさら考えてほしいいんだよな〜。

酔っ払いのたわごとですが、受け止めてもらえれば幸いです。
posted by きゅーた at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月15日

帰省の航路そのC

いよいよ恵山沖に差し掛かって、オオナギがかなり増えてくる。
ボソナギ、ハイイロナギも見る頻度が上がる。

ほぼオオナギ。
鳥山。

船の前、横などで鳥山多数。
ほとんどオオナギだけど、近いのからはアカアシミズナギドリも何羽か。

この辺は鳥が多い。

トウゾクカモメがやっと出た。
続いてクロトウゾクも、オオナギにアタックしてる。

シロハラは…いない。

そんなに甘くはない。


ちょっと遠い所にウミスズメ類の小群。
ただウミより顔がシャープな感じなのが何羽か。

なぜか2羽だけ残った。顔が白い。
マダラかな?と思ったけどなんか違う。

海鳥ハンドブック見たら、嘴の前が白いのはカンムリの特徴らしい。

カンムリウミスズメ
カンムリ冬羽。

なるほど!
嘴もただウミってよりマダラっぽいという感じも納得。

この辺の、というか海鳥のスキルがほとんどないから面白い。


さらに船はどんどん進む。
ウミスズメ類は遠いけどそれなりにちらほら出る。
ウトウ、ウミスズメ、ちょっと嬉しかったのはマダラが飛んだこと。
腰が白い。翼下面の色は遠いと影なのかよくわからない感じ…。

白フルマ。
フルマカモメ。

白いのも見れた。換羽中なのか飛ばずに逃げる。

換羽といえばこの辺りは種類はわからないけど風切がやたら浮いてる。
すんごい数で最初はゴミだと思ったくらい。

いよいよ苫小牧沖というところで雨がひどくなってきた。
一番面白そうな場所なのに!!

悪あがきで後ろの方から見続けるも、クロアシアホウが等間隔に浮いてるのと、
カマイルカ多数、ボソナギくらいしか見つからない。

最後はぜんぜん見れないまま苫小牧西港へ到着。

なぜかコアホウが出なかったけどそれなりに楽しかった。

それにしても36時間は疲れました。


「完」
posted by きゅーた at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月14日

帰省の航路そのB

フェリーもいよいよ津軽海峡の手前側。

船の下をただようマンボウを見ながら、遠くにも近くにも目を凝らす。

ふとフェリーのすぐ横にごみのようなのが浮いている。

「なんだ?鳥か?」

と思っていると潜った!

鳥!?


と思って双眼鏡を構えると、出てきたのは眉斑ウミスズメじゃなく、
カンムリウミスズメの夏羽だった!

とっさにカメラを構えて切りまくる。

よっしゃあ!証拠撮った!



と意気揚々とモニター確認。

確認…。



あれ?


「うわぁ、水面しか写ってねえべや!」


がび〜ん。
矢印の所、右向きに泳いでます。

絵のような顔が肉眼でも見えたのに!
せっかく近かったのに!!

秒2コマにやられた感じです。


船は止まってはくれるはずもなく、気を取り直して鳥見再開。


遠くをウトウがちらほら。
ただウミスズメ(だと思う小さいの)も割と飛ぶ。
形だけでも狙ってみたぱふぃんはいるはずもなく…。

コシジロウミツバメ?
遠すぎ。

ウミツバメがかなり遠くをついてくるからやけくそで撮ったら、
かろうじて1枚だけ写っていた。
たぶんコシジロでいいと思うけど、遠いからクロコシかも。

ここに来てオオナギがかなり増えてきた。
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2007年08月13日

帰省の航路そのA

朝5時にぱっと目覚める。
風呂入って着替えて、気合入れて鳥見開始。

今日は朝からもちろんカメラを持って。

だいぶ北にいるようで、資料だともう青森沖まで来てるらしい。

フルマカモメが急に増えて、目に付く鳥はほっとんどフルマ。

浮いてるのも飛んでるのもほぼフルマ。

学名も英名もフルマ…。

フルマカモメ
ひかれそう…。

フルマカモメ
船についてくるやつ。

そうこうしているとデカイ鳥影が後ろからどんどん追いついてきた。

クロアシアホウドリ
黒脚。

船とつかず離れずを保ちながら様子見。
近づくたびにシャッター切りまくる。でけえなあ。

クロアシが去った後、右から流れてくるオオナギが多いから反対も様子見に行ってみる。

こちらは逆行だけどまだ日は高くないせいか、
適度に鳥の影だけが浮き上がってとても見つけやすい。

アカエリヒレアシシギ
アカエリ。

こんな遠くのだって一目瞭然。

これからさらに鳥が多くなる海域に突入。

期待大!
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2007年08月12日

帰省の航路その@

名古屋港からフェリーで北海道へ。
台風が心配だけども出航は夜だからとりあえず寝る。
あまり揺れなかったけど、風通しが悪くて寝苦しい…。

翌朝から早速鳥見。
8時前が銚子沖を楽しみにとりあえず7時半頃様子見に双眼鏡だけ持って甲板へ。

晴れてて見にくいけど、結構ベタ凪。

オオナギばかりがぱらぱら飛んでく。たまにボソナギも。

あまりぱっとしないな〜と思って見ていると、
ミズナギなのかウミツバメなのか中途半端な印象の黒いやつ出現。
尾っぽが目立って、気持ち楔形にも見える。アナドリだ!!

また見れるかも!と思ってカメラを取りに行って待ち構えるも時すでに遅し…。

セオリーどおりカメラを持ってない時に限ってうれしい出会いが…(涙)

その後はぱっとせず、オオナギばっか。

オオナギ
オオミズナギドリ

オオナギの数を見れば見るほどオナガナギの淡色に似て見えてくる個体が増えるけど、きっとオオナギの深みにはまってるだけな気がする。

てか写真判定なしで見分けられる人はすげえと思った。
それともオナガナギは1回見ればつかめるようになるのかな!?

仙台沖でちょっとオオナギの数が多かったくらいで他は特に。
一度アカエリと思われるヒレアシシギの小群がいくつかと、
ハヤブサの幼鳥がフェリーに遊びに来た。

トビウオも多かったけど写真は撮れずじまい…。

明日に期待しましょう!
posted by きゅーた at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

アマサギ。

トラクターに引っ付いてるアマサギの礼儀正しさには感服しちゃう。
アマサギって面白いよね〜。

シギにカモメに猛禽に、サギやウまで細かく見だしたらキリがない!
といつも話しながら鳥見してるから結局あまり見れてないけど、
とりあえずな感じでは写真撮ったりしてる。

アマサギ
反逆光!

これからも暇な時に付き合ってくださいな。
posted by きゅーた at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イキモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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